Wi-Fiに接続しようとしたとき、同じようなWi-Fiの末尾に”-a”と”-g”の二つが表示されることがあります。この”-a”と”-g”の違いって何なのでしょう?そして、どっちが早いのでしょうか。
Wi-Fiのaとgの違いって何?
結論からいうと、周波数帯の違いを表しています。
我が家ではNEC製のPA-WG200HSを使用していますが、以下の2種類が表示されます。
aterm-******-a
aterm-******-g
-aは5GHz(ギガヘルツ)、-gは2.4GHz(ギガヘルツ)という周波数帯に分かれています。
「周波数帯って何?」という難しい話は割愛して、できるだけカンタンに説明したいと思います。
Wi-Fiのaとgはどっちが早いの?
通信速度が早いのは、-aのほうです。
ただし、-aは電波が強いところでは早いのですが、Wi-Fiルーターから遠ざかって行くに連れて電波が弱まりやすいのがデメリットです。
例えば1階のリビングにWi-Fiルーターを置いている場合、リビングではWi-Fiの電波MAXなのに、2階のちょっと遠い部屋に行くとWi-Fiの電波が1本ギリギリになるというイメージです。
一方、電波が安定しているのは-gのほうです。
-gは電波が遠くまで届くため、ちょっと遠い部屋に行っても安定して通信することが可能です。
ゲーム機(とくに任天堂Switch)はWi-Fi電波が弱くなるとすぐに通信エラーが発生するので、僕の場合は-gを使うようにしています。
Wi-Fiのaとgはパスワードが違うの?
僕が使っているNECのWi-Fiルーターは、-aも-gも同じパスワードで接続できます。
パスワードはWi-Fiルーターの背面ラベルに書かれている場合が多いです。
”暗号化キー”と書かれているものがパスワードになります。
おわりに
家の中を移動したときに、YouTube動画が止まってしまったりゲームが通信不能になることが嫌であれば、まずは-gに接続しておくことをオススメします。
最近の光回線であれば、-gでも十分な通信速度が出ますのでぜひお試しください。
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