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買い切り型Wi-Fiは月額料金がかからず、面倒な契約をしなくても良いWi-Fiです。レンタル型Wi-Fiは使う日数によって金額が変わりますが、買い切り型Wi-Fiは必要なときに必要な分だけデータを追加できるためお得です。この記事では、買い切り型Wi-Fiの特徴や購入費用などを紹介します。
記事を最後まで読むと、レンタル型Wi-Fiとの違いが分かり、あなたにとって最適なWi-Fi環境を手に入れられます。
買い切り型Wi-Fiとは、必要に応じてデータ容量を追加できる持ち運べるWi-Fiのこと

買い切り型Wi-Fiは、利用開始時にWi-Fi端末本体と初回のデータ容量を購入する必要があります。初回のデータ容量を使い果たした後は、必要に応じて50GBや100GBのデータをチャージすることでWi-Fi端末本体はずっと使える点が特徴です。
「チャージ型Wi-Fi」や「チャージ式Wi-Fi」と呼ぶ場合もあります。
買い切り型Wi-Fiのメリット
買い切り型Wi-Fiのメリットは以下のとおりです。
- 契約期間に縛りがない
- 月額料金不要
- 端末を返却する手間がない
契約期間に縛りがない

買い切り型Wi-Fiは、月額契約の光回線やインターネット回線がなくても利用できます。買い切り型Wi-Fi端末を一度購入したあとは、データ容量を使い果たすまで利用可能です。ただし、データ容量には180日や365日の有効期限が設けられている場合があるのでその点だけ注意してください。
データ容量を使い果たした後や、Wi-Fiが不要になった場合は放置しても問題ありません。
月額料金不要
買い切り型Wi-Fiは利用開始時にWi-Fi端末と必要なデータ容量を購入するため、月々の支払いが発生しません。初回に購入したデータを使い果たした場合は、次に追加したいデータ量をスマートフォンから購入できます。
端末を返却する手間がない
買い切り型Wi-Fiは初回の端末購入時に自分の所有物となるため、返却が不要です。レンタル型Wi-Fiの場合は契約期間が終える前に返却しなければなりません。買い切り型Wi-Fiは専用の梱包材に入れたりポストに投函しに行ったりする手間が無いのが魅力的です。
買い切り型Wi-Fiのデメリット

買い切り型Wi-Fiのデメリットは以下のとおりです。
- 短期間でデータ容量を使い切った場合は割高になる
- チャージしたデータ容量には利用期限がある
- 端末の破損や故障のサポートは受けられない
短期間でデータ容量を使い切った場合は割高になる
買い切り型Wi-Fiは短期間でデータ容量を使い切ってしまうと割高になります。代表的な買い切り型Wi-Fi各社のデータ料金は以下のとおりです。
| 100GBの金額 | 有効期限 | |
| 【サクッとWi-Fi】 | 6,980円(税込) | 365日 |
| 【リチャージWiFi】 | 6,980円(税込) | 365日 |
| 【ギガセットWiFi】 | 6,980円(税込) | 365日 |
| 【ネオチャージWiFi】 | 6,980円(税込) | 365日 |

1か月程度で100GBを使い果たしてしまう場合は、レンタル型Wi-Fiのほうが安く利用できるよ!
チャージしたデータ容量には利用期限がある
買い切り型Wi-Fiのチャージしたデータ容量には利用期限があります。各社同じようなラインナップを揃えており、基本的には365日間有効の場合が多いです。



端末の破損や故障のサポートは受けられない
買い切り型Wi-Fiは落下や水没などで端末が破損した場合、端末を再購入しなければなりません。まずは窓口に一度問い合わせてみましょう。初期不良は商品到着後8日以内に窓口に連絡すると対応してもらえます。
端末購入から1年以内の故障の場合、購入時に1年間のメーカー保証が付いている場合があるため確認をおすすめします。
買い切り型Wi-Fiがおすすめな人
買い切り型Wi-Fiがおすすめな人は以下のとおりです。
- 1か月にどのくらいのデータ容量を使うか分からない人
- 毎月の支出を抑えたい人
- 短期間だけポケット型Wi-Fiを使いたい人
1か月にどのくらいのデータ容量を使うか分からない人

買い切り型Wi-Fiでは100GBのデータ容量を365日間使えるので、もし1か月に10GB以下しか使わないのであれば10か月以上使えます。動画コンテンツをよく見る場合はあっという間にデータ容量が減っていくため注意が必要ですが、動画コンテンツをあまり見ないのであればおすすめです。
毎月の支出を抑えたい人
買い切り型Wi-Fiは端末を一度購入すると、次回のチャージまでは追加料金が不要です。必要なときに必要なだけデータ容量を追加できるので、毎月の支出が抑えたい人におすすめです。
短期間だけポケット型Wi-Fiを使いたい人
買い切り型Wi-Fiは、出張や旅行などで短期間だけポケット型Wi-Fiを使いたい人におすすめです。繰り返し使えるのが買い切り型Wi-Fiの最大の特徴で、1週間の出張を1か月に1回繰り返したとしても何度も持って行けるので便利です。
買い切り型Wi-Fiをおすすめできない人

買い切り型Wi-Fiをおすすめできない人は、クレジットカードを持っていない人と大容量の動画やスマホゲームで遊びたい人です。最近ではコンビニ決済ができるところもありますが基本的にスマートフォンから決済する場合が多く見受けられます。
大容量の動画やスマホゲームはデータ容量が大きいため、50GBや100GBだとすぐに1か月も経たないうちに消費してしまいます。取り扱うデータ容量が大きい場合、買い切り型Wi-Fiはおすすめできません。
買い切り型Wi-Fiとレンタル型Wi-Fiの比較
買い切り型Wi-Fiとレンタル型Wi-Fiを、料金と通信速度別に比較しました。
料金による比較
買い切り型は月額料金がかからない点が特徴です。レンタル型は基本的に「借りる端末」と「期間」で料金が左右されるため、買い切り型とは性質が大きく異なります。
| 初期費用 | 月額費用 | 追加データ料金 | |
| 買い切り型 | 15,000~25,000円 | 0円 | 10GBあたり1,000~2,000円 |
| レンタル型 | 3,000~5,000円 | 3,000~5,000円 | 1日あたり数百円 |
通信速度による比較
買い切り型Wi-Fiはレンタル型Wi-Fiに比べて通信速度が遅いです。通信速度が遅い理由として、MVNO(仮想移動体通信事業者)が提供する通信サービスの場合が多く、大手キャリアの回線を借りているために昼休みや夜間に通信速度が遅くなりやすい点が挙げられます。
| 下り速度(ダウンロード) | 上り速度(アップロード) | |
| 買い切り型 | 150Mbps | 50Mbps |
| レンタル型 | 3.9Gbps | 183Mbps |
高画質な動画を見る場合は30Mbps以上が必要とされるので、いずれの場合も最低限の通信レベルはクリアできます。
» Wi-Fi速度の目安は?
買い切り型Wi-Fiのおすすめ4選
月額なし、契約なし、返却不要の買い切り型Wi-Fiのおすすめ4選を紹介します。この記事では、365日間有効な100GBデータ付きモデルで料金を比較します。買い切り型Wi-Fiを購入する際は、端末代だけでなく追加チャージ料金も確認しましょう。
| 端末型式/メーカー | Feebot SE01/NEXT | MR1/jetfi | U20/GlocalMe | T7/TVPreciousLog株式会社 |
| 料金(税込) | キャンペーン中! 25,000円→20,000円 | 19,800円 | 25,480円 | キャンペーン中! 14,980円→9,887円 |
| 365日間有効な追加チャージ料金 (国内専用・税込) | 1GB:980円 10GB:1,980円 20GB:3,380円 30GB:3,780円 60GB:5,480円 100GB:6,980円 | 10GB:1,980円 30GB:3,980円 50GB:4,980円 100GB:6,980円 | 50GB:4,980円 100GB:6,980円 | 50GB:9,980円 100GB:12,980円 |
| 対応回線 | au,docomo,Softbank | au,docomo,Softbank,楽天 | au,docomo,Softbank | au,docomo,Softbank |
| 支払方法 | クレジットカード 銀行振込 Amazon Pay Pay ID d払い au PAY PayPal決済 コンビニ支払い | クレジットカード Google Pay Pay Pay PayPal決済 後払い(ペイディ) コンビニ支払い ApplePay | クレジットカード Google Pay Shop Pay スマホ決済(QRコード) 後払い(ペイディ) コンビニ支払い(端末購入時のみ) | クレジットカード 銀行振込 Amazon Pay Pay Pay 後払い(ペイディ) コンビニ支払い atone |
| 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
ネオチャージWi-Fi

ネオチャージWi-Fiは、人気Youtuber(チャンネル登録者数21.6万人)のみぃぱーきんぐさんも愛用する買い切り型Wi-Fi。車のUSB端子に接続して使う車載デバイスのオットキャストとの互換性が人気です。2025年11月13日時点で、取り扱っている端末は1種類のみです。
| サービス名 | ネオチャージWi-Fi |
| 端末機種/メーカー | Freebot SE01/NEXT |
| 端末代金(税込) | キャンペーン中! 25,000→20,000円 |
| 国内チャージ料金(税込) | 1GB:980円 10GB:1,980円 20GB:3,380円 30GB:3,780円 60GB:5,480円 100GB:6,980円 |
| 対応回線 | au,docomo,Softbank |
| 端末サイズ | 85mm×85mm×20.6mm |
| 端末重量 | 約125g |
| バッテリー | 4,000mAh |
| 最大同時接続台数 | 10台 |
| 支払方法 | クレジットカード 銀行振込 Amazon Pay Pay ID d払い au PAY PayPal決済 コンビニ支払い |
ギガセット

ギガセットWi-Fiは、データ容量がなくなった際に追加する「おかわりギガ」のネーミングがインパクト大の買い切り型Wi-Fi。au,docomo,Softbank,楽天の4キャリアから最適な電波をキャッチするだけでなく、海外では現地購入分のデータ残量表示に自動的に切り替わるため便利です。
| サービス名 | ギガセット |
| 端末機種/メーカー | MR1/jetfi |
| 端末代金(税込) | 19,800円 |
| 国内チャージ料金(税込) | 10GB:1,980円 30GB:3,980円 50GB:4,980円 100GB:6,980円 |
| 対応回線 | au,docomo,Softbank,楽天 |
| 端末サイズ | 126.1mm×68mm×12.1mm |
| 端末重量 | 約133g |
| バッテリー | 3,000mAh |
| 最大同時接続台数 | 10台 |
| 支払方法 | クレジットカード Google Pay Pay Pay PayPal決済 後払い(ペイディ) コンビニ支払い ApplePay |
サクッとWi-Fi

サクッとWi-Fiは、業界最安級でデータ容量が追加可能な気軽に使える買い切り型Wi-Fi。クラウドSIM対応で、国内どこでも安定した通信が可能です。シンプルで使いやすいのが最大の魅力!
| サービス名 | サクッとWi-Fi |
| 端末機種/メーカー | U20/GlocalMe |
| 端末代金(税込) | 25,480円 |
| 国内チャージ料金(税込) | 50GB:4,980円 100GB:6,980円 |
| 対応回線 | au,docomo,Softbank |
| 端末サイズ | 120mm×64.6mm×12.7mm |
| 端末重量 | 約113g |
| バッテリー | 3,000mAh |
| 最大同時接続台数 | 8台 |
| 支払方法 | クレジットカード Google Pay Shop Pay スマホ決済(QRコード) 後払い(ペイディ) コンビニ支払い(端末購入時のみ) |
リチャージWi-Fi

リチャージWi-Fiは累計出荷台数10万台突破!バッテリーレスの車載用買い切り型Wi-Fiが売れ筋商品です。法人利用にも対応した柔軟なプラン設計で、複数台導入や一括管理が可能です。企業の短期プロジェクトやイベント利用にもおすすめ。
| サービス名 | リチャージWi-Fi |
| 端末機種/メーカー | T7/TVPreciousLog株式会社 |
| 端末代金(税込) | キャンペーン中! 14,980円→9,887円 |
| 国内チャージ料金(税込) | 50GB:9,980円 100GB:12,980円 |
| 対応回線 | au,docomo,Softbank |
| 端末サイズ | 95mm×61mm×16mm |
| 端末重量 | 約106g |
| バッテリー | 3000mAh |
| 最大同時接続台数 | 10台(推奨5台まで) |
| 支払方法 | クレジットカード 銀行振込 Amazon Pay Pay Pay 後払い(ペイディ) コンビニ支払い atone |
買い切り型Wi-Fiのよくある質問
買い切り型Wi-Fiについてよくある質問を紹介します。
- 買い切り型Wi-Fiは契約や月額料金は本当に不要?
- 買い切り型Wi-Fiは本当に安いの?
- 買い切り型Wi-Fiは怪しくないの?
- 買い切り型Wi-Fiは海外でも使える?
- 買い切り型Wi-Fiでデータ容量無制限タイプはある?
買い切り型Wi-Fiは契約や月額料金は本当に不要?
はい、買い切り型Wi-Fiには契約や月額料金が本当に不要です。買い切り型Wi-Fiにはプリペイド方式がされています。Wi-Fi端末を一度購入したあとは、必要なときに必要なだけデータ容量を追加購入して使えます。
買い切り型Wi-Fiは本当に安いの?

買い切り型Wi-Fiはおもに100GB/365日のデータ容量が購入できます。1か月以内に100GB以上を使う場合はむしろ高上りになってしまうため注意してください。
普段のスマートフォン利用料金を抑えつつ、万が一の災害時や旅行などで一時的にデータ容量が必要なときは安く・長く利用できるためおすすめです。
買い切り型Wi-Fiは怪しくないの?
はい、買い切り型Wi-Fiは怪しい商品ではありません。プリペイド式を採用していることで、通常のWi-Fi契約でありがちな「縛り期間」や「違約金」、「返却する手間」が省けた商品です。近年では車載用Wi-Fiとしても注目を集めており、利用者数が増えています。
買い切り型Wi-Fiは海外でも使える?
買い切り型Wi-Fiのなかには、海外で使えるモデルもあります。本記事で紹介した商品のなかで海外にも対応しているものは以下のとおりです。
- サクッとWi-Fi
- リチャージWi-Fi
- ギガセットWi-Fi
- インスタントWi-Fi
買い切り型Wi-Fiでデータ容量無制限タイプはある?
買い切り型Wi-Fiでデータ容量無制限のタイプはありません。一番多くても100GBなので、必要に応じてデータ容量を買い足しましょう。
まとめ
買い切り型Wi-Fiの概要やおすすめの商品を解説しました。買い切り型Wi-Fiのほかにはレンタル型Wi-Fiがありますが、それぞれメリットとデメリットがあります。買い切り型Wi-Fiが向いているのは、1か月の使用データ容量が分からない人や毎月の支出を抑えたい人、短期間だけポケット型Wi-Fiを使いたい人です。
通信端末を買い切れるのが最大のメリットですが、端末代が安くても追加チャージ代が高価な場合があります。ランニングコストも考慮して、購入先を検討しましょう。最近は車載用の買い切り型Wi-Fiも人気なので、ぜひチェックしてみてください。
